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著作権マニア

音楽著作権って難しい?
ギョーカイに舞い戻ったので、気になることはこういうところに書いて満足するんじゃなくて、中から変えないと、って思いが、今までここに書かなかった理由なんだけど、ひとつだけ。

日本のMVのyoutubeリージョンの問題は、各々のレコード会社の経営判断なんだから、これに文句があるならさっさと辞めて、昔の人達が旧体制に反発してフォーライフを作ったように動くべきなんじゃない?って思う。
辞められない理由があるなら、公の場に書き散らす前にまずはレコード会社と真摯に話し合うべきだ。それがレコード会社と契約した責任なんでは?とね。

確かに今の業界は硬直してるしスピードも遅い。でも中にいる若手はこれじゃいけないって思ってるし、変わる努力を各々でしてるんだよ。

ただ、今あるでっかいシステムで生きてる人間も多数いるわけでそれを簡単にぶっ壊しちゃえばいいっていう人は、貿易センタービルに突っ込んだ人と同じなんだよ。

中からちょっとずつでも浄化しようとしている人たちがいることを忘れないでほしいし、願わくばそれが早く実現するのを祈ってる。

僕も頑張る。
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著作権の二重譲渡について
音楽プロデューサー逮捕のニュースに沸いていますね。

著作権の二重譲渡といえば、それをフォローするための登録制度(77条)があるわけですが、(特に音楽業界は)有名無実化していて、音楽出版社のほとんどが登録なんかしません(制度自体知らない人のほうが多い)。

登録しないほうが悪いんですが、著作権の所在について、もう少しまともな制度(法律に限らず)を作ったほうがいいんでしょうね。いろいろな意味でも。
JASRACと公正取引委員会の件
JASRACと公正取引委員会の件ですが、報道にあるような理由だとすると、結構強引だなぁという印象を受けます。私は、公取がもっと違う意図をもっていたのではないかと思っています。
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レコード会社とクリエーターと
この記事とそれに対するリアクションにある根本的なズレは、「レコード会社はクリエーターか?」というところの認識の違いだと思います。
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「中抜き」について
 Prince、Madonna、Radioheadと、「超」がつく大物アーティストがレコード会社とのディールを拒絶するようになっているようです。
 以前のエントリーで、レコード会社などの“流通屋”を「中抜き」をするには、ユーザが文句を言ったって、著作物の特性上代替が利かないのだから買わざるを得ないのが現実で、アーティスト側からのアクションが必要だ!と言っていたのですが、現実に起こり始めております。
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