著作権マニア

音楽著作権って難しい?
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権利者団体って?
さて、文化審議会著作権分科会法制問題小委員会(第6回)が開催されたわけですが、内容とその後の動きについては、Where is the limit?さんのエントリーに詳しく掲載されていますので、一読を。(いつも拝見させて頂いております)

委員会自体は、結論先送りということで、妥当だったんじゃないかなと思います。
(私の主張は先日のエントリーを見てください)
この辺の問題について、関心を持ったのが最近だったので、次回パブコメ募集には何か意見書を提出してみようと思います。

話は変わって、この委員会の結論に対し、権利者7団体が記者会見を行ったそうで、それに対し、現場として一言づつ。

吉田JASRAC理事の発言について
「複製権を制限する場合には、ベルヌ条約で“当該著作物の通常使用を妨げず、かつ、その著作者の正当な利益を不当に害しないこと”と規定しており…」


この根拠条文は、ベルヌ条約第9条(2)の
「特別の場合について(1)の著作物の複製を認める権能は、同盟国の立法に留保される。ただし、そのような複製が当該著作物の通常の利用を妨げず、かつ、その著作者の正当な利益を不当に害しないことを条件とする。」
なんですが、これはDRMとの二重取りの問題の根拠条文でもあると思われます。
iPodへのコピーは"当該著作物の通常の利用"だし、DRMだって"正当な利益"の保証ですからね。。

椎名芸団協理事の発言について
「2003年の場合7,543人の実演家に対して1人あたり55,693円が分配されている」


この数字はあくまでも平均でしょ!。
実際の現場では、先日書いたように、ほとんど分け前が回ってきません。
芸団協の分配基準がSARAHの資料によると、貸レコードデータに基づくもので、実際の私的録音のデータではないわけです。(無論そんなデータ収集は無理ですが)
それなら、DRMの方がよっぽど正確なデータを収集できるんじゃないですか?
そのデータがあれば、20%の意味不明慈善活動基金はいらないんじゃないですか?
JASRACに至っては、分配基準すら公表してないんじゃないんですか?

川口日本音楽作家団体協議会理事の発言について
「高性能な機器が音楽文化をマイナスにしてはいけないし、創作者が安心して創作に打ち込める環境をつくって欲しい」


別の高性能な機器が音楽制作の現場では多大な役割を担っていますよ。
recording costもProtoolsのおかげで下がってるし。
まあ、それを言っちゃうと、再販制への疑問が浮上しちゃうんですけどね。
(まあ、この意見は屁理屈だな。。)

むむ、権利者団体はあくまで利権団体なのだなぁ、と改めて再確認。
これは言いたくなかったんだけど、
以前(確か2002年?)ある演奏家団体の理事が、徴収した実演家著作隣接権に係る分配金を使い込んでクビになっているんだけど、そのことは、業界内で黙殺されたんだよな。。その演奏家団体理事の後任が前出の椎名芸団協理事だったりする。。
まあ、このことについては古い話だし、分配システムも今よりももっと複雑だったから、一概に今の権利者団体を責めているわけではないんだが。。事実としてね。
前後関係をまとめて、そのうち記事にするかもしれません。

まあ、今後もこの問題に関心を持っていきたいと思ってます。
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2005/07/29(金) 14:47:27 | WatchDogTower
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2005/07/29(金) 15:32:08 | Soukaku's HENA-CHOKO Blog
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