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音楽著作権って難しい?
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J-POPの作り方 その1 ~分類と原盤制作過程
 J-POPというジャンル(?)ができたのは一体いつの頃からでしょうか?
 はじめは気持ち悪い表現だなと思ってましたが、「日本人の音楽」ということで、くだらないジャンル分けから解放され、非常に明解だなと最近気づきました。ちなみに私のiTunesは日本人の大衆音楽は全て「J-POP」というジャンルです。坂本龍一もマツケンも聖飢魔2も小曽根真もForce of Natureも全て。。もちろん松崎しげるも。。

 おそらく「J-POP」にカテゴライズされるアーティストを大雑把に分類すると、1-バンド、2-シンガーソングライター、3-アイドル・タレントに分けられると思います。
 ここではまず、いわゆる3-アイドル・タレントの原盤制作の現場から見ていきたいと思います。なぜなら、制作過程のそれぞれの役割がいわゆる「プロ」に委ねられることが多く、プロジェクトに投資される金額も大きいものなので、原盤制作のビジネスモデルの考察としては、格好の対象になると思われるからです。(まあ、私がかつてしていた仕事のフィールドだからというのもありますが。。)
 このモデルからいろいろ差し引きすれば、全てのJ-POP制作プロセスを把握することができるでしょう。
 では、時系列で制作過程を追っていきます。

STEP 1「コンセプト決め」
 まず、タレントを売り出したい芸能事務所は、契約したレコード会社のディレクター、A&Rらと共に、売り出したいイメージやタレントの特性などを考慮し、音楽の方向性を決めます。この段階で、曲・詞の感じやアレンジの方向性、サウンドプロデューサーの必要性などが大まかに決められます。

STEP 2「楽曲選定」

 ディレクターが知り合いの作曲家や事務所、楽曲コーディネータに声をかけ、今回のタレント用の曲を集めます(「曲発注」という)。多くの場合は「コンペ」といわれる曲オーディションであり、各作曲家はディレクターの示した方向性の曲のデモテープを制作します。併せて、作詞家に発注する場合もありますが、基本は「曲先」です。多くはメロディーができあがってから「詞の発注」がされます。

STEP 3「レコーディング&ミックス」
 曲が決まったら、その曲をアレンジャーに渡し、方向性を伝えて、実際の楽曲として成立させます。アレンジャーは、昔は譜面を書き、今は打ち込みでアレンジデモテープを作ります。楽曲の感じが決まったら、実際にエンジニア、スタジオミュージシャンをスタジオに呼んでレコーディングを行います。このスケジュール調整を行うのがコーディネーターです。ここで、楽曲の「カラオケ」が完成します。その後、「詞発注」をし、詞が決定したら、ボーカルレコーディングになります。タレントは、完成されたカラオケに、完成された詞で歌を歌います。ボーカルレコーディングが終わると、各楽器のバランスや音量調整などのミックス作業に移り、最終的にOKが出れば、「完パケ」となります。

 以上が大まかな原盤制作過程です。

登場人物を整理すると、
 ・アーティスト(タレント)
 ・プロデューサー
 ・ディレクター
 ・A&R
 ・サウンドプロデューサー
 ・作曲家
 ・作詞家
 ・編曲家(アレンジャー)
 ・(スタジオ)ミュージシャン
 ・コーディネーター
 ・エンジニア
 ・スタジオ
ぐらいでしょうか?
 この全ての人間が全ての現場に必ずいるというわけではなく、どこかが抜けていたり、兼務していたりしますが、だいたい仕事の分配としては上記のようになります。

 それでは、各仕事が実際にどのように実行されているのか、その仕事の報酬はどんなものなのか、各仕事にはどのような問題があるのか、を役割ごとに見ていきたいと思います。


~次回へ続く~
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2007/01/24(水) 02:56:59 | 結花の記録
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