著作権マニア

音楽著作権って難しい?
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「島唄」全世界配信について、思うこと
 THE BOOM宮沢さんの「島唄」が、iTMSで全世界配信されるのは、至極当然のことと思います。だって、世界中にリスナーのいる楽曲ですから。サッカーアルゼンチン代表の応援歌にもなってたなぁ。
 で、それについて一言。
 THE BOOMのリリース元が昔Sony Recordsだったことがいろいろ物議を醸し出してますが、ソースを読むとなんの関係もないですね。
 原盤は、今回新録ということで、Global Plusが権利保有してるみたいです。過去音源を使っているわけではないので、Sony Recordsは関係ありません。(そもそも、THE BOOM自体は東芝EMIに移籍してるはずだし。移籍時の専属契約もうまいことやったんだろうなぁ)
 また「島唄」自体の著作権は、代表出版社のFive-D(所属事務所でもある)がもっているので、別に誰に気を遣わなくたって、勝手に配信できるわけです。
 ちなみに、「島唄」の著作権をどこが管理してるのかしらと調べてみたら、録音権だけJapan Rights Clearanceが管理してるみたいですね。インタラクティブ配信まで管理しておけばJASRACは蚊帳の外だったのにねぇ。きっと契約期間のタイミングでしょうけど。。

 そうなんです。重要なのは、アーティストサイドが誰にも気を遣わずに、好きなチャンネルに音楽を提供できる環境があることです。

 通常のアーティストは、何かしらしがらみがあって、なかなか思うように表現できない場合がほとんどです。専属契約に抵触するんじゃないかとか、原盤権は持ってるけど、勝手に行動したらレコード会社から契約を破棄されるんじゃないかとか、代表出版をレコード会社系出版社にふっちゃったとか、いろいろ。

 THE BOOMの宮沢さんが所属する「Five-D」は、その辺りが非常に分かってらっしゃる事務所さんだと思います。アーティストが本当に望む形での表現を最大限保証することこそ、マネジメント会社の最大にして唯一の仕事だと思うから。。
 Japan Rights ClearanceもGlobal Plusも、その目的のために、Five-Dとその他の事務所さんが集まって作られた会社だと聞いております。

 前からこのblogで言ってきたことだけれども、メディアやレコード会社等の流通屋が権利保持者になるとろくなことがないのは明らかだと思います(もちろんそれなりのメリットはありますが。。)。アーティストに付随する権利は、できるだけアーティストに近い場所になければならないんです。それを巧みなまでに実践されているのが、Five-Dに代表される事務所さんだと思います。
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Comment
≪この記事へのコメント≫
なるほど
TBありがとうございます。
非常にわかりやすい解説で、いろいろと「?」だったものがクリアになっていると思います。FIVE-Dは以前、THE BOOMのライブで「コピー推奨」の新曲CDを配ったこともあり、アーティストの権利管理が非常に上手だということがわかります。すべてのアーティストがこんな風に「アーティストサイドが誰にも気を遣わずに、好きなチャンネルに音楽を提供できる環境」を整えられるといいのですが……。
こちらからもリンクで参照させていただきます。
2005/09/06(火) 17:05:02 | URL | ei #-[ 編集]
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