著作権マニア

音楽著作権って難しい?
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作曲家のお仕事
 以前のエントリーで、1枚のCDからどれだけが作曲家の懐に入るのかを書きましたが、今回は作曲家のお仕事について書こうと思います。
 現在の歌謡曲では、職業作曲家の仕事はただひとつです。それは「メロディー」を作ることです。アレンジは編曲家がやるし、詞は作詞家が作る。完全分業制です。

 お仕事の流れは、メーカーディレクターやプロデューサーから「こんな感じの曲が欲しいなぁ」と"発注"があって(多くの場合モデルとして既存曲が提示される。これがパクリ疑惑の原因か?)、そのイメージにあった楽曲のデモテープを作ります。このデモが有名アーティストになると300曲近く集まります。ディレクターさんはこの集めた曲の中から良いと判断した曲をピックアップし、楽曲を決定します。これを「コンペ」といいます。相当著名な作曲家になれば、指名で作曲すること(通称「決め打ち」)もありますが、大体がコンペです。

 コンペを行うアーティストは結構限られていて、基本的に自ら曲を作るアーティスト(SSWやBAND)はもちろん行いませんので、必然的にアイドルが中心になります。また、プロデューサー主導の制作チームになると、プロデューサー自ら若しくはお抱えの作曲家が作ることになりますので、職業作曲家が取り合うパイは非常に小さいものです。

 その小さなパイを争うために、作曲家はしのぎを削ることになるのですが、じゃあ、その報酬は幾らくらいかというと、楽曲が採用され、CDなりなんなりで発売されるまで、ノーギャラです。つまり、印税のみです。確かに、売れたときの印税は非常に大きなものになりますが、売れるまでは非常に厳しいものです。ましてやこの音楽不況、そこそこのアーティストに楽曲提供したって、△万円しかもらえないことも多数。正直やってられない商売です。逆に制作側から言えば、初期投資のかからないただのルーティンかもしれませんが(ただの素材集めといわれればそれまでですが)。

 もちろんそんな競争の中で、業務効率化を図る人達も出てきます。楽曲の仲買業のようなコーディネータ業や一部のレーベルでのクローズドな楽曲生成システムがそれです。かつての専属作家のような、子会社事務所で作曲家を育てて、その作曲家の曲を所属アーティストに歌わせるという、クローズドなシステム。これが良いか悪いかは別として、非常に資本主義的です。(中には給料制の作曲家もいるくらいですから。これじゃ著作権法の法目的や趣旨もへったくれもないよね)

 でも、やっぱり本当のプロが作る楽曲は、考えられ、練り上げられ、洗練されていて、感心させられることが多いです。そんじょそこらの自作自演アーティストの曲よりも、単純に「良い曲だなぁ」と思わせるところなんかニクいよね。まあ、好みの問題ですけど。
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補足
ジャンルによっては、トラックを作った人が
作曲者になったりしますよ。
買い取り(作曲)のお仕事も沢山ありますし…
2010/07/16(金) 05:49:04 | URL | 通りすがり #PgkbvmFo[ 編集]
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