前回のエントリーは、「"著作権者が著作権を行使することは格好悪いことだ"と思われているんじゃないか?」という危惧から書きました。最近の著作権業界に対する世間のイメージは、権利行使の際のリスクを増大させているように思われるからです。
著作物も「財」です。
著作物を享受する側から見れば、著作物は神聖なものであって、決して金儲けの道具ではないのかもしれませんが、著作物を供給する側から見れば、それは、自らの個性の発露であると同時に「商品」です。その「商品」の利益が不当に害されているのであるならば、権利行使をしたって当然だと思います。あとはその損害や不当性の是非と問えばいいわけです。
しかし、権利行使の行為そのものを否定してしまうことや権利者に権利行使をさせない状況を作ることは、彼らから「メシのたね」を取り上げる行為です。著作権業界に対する最近のイメージは、それに一役買っている気がしています。
経済活動において、適法に利益をあげた者が、そのリソースが著作物であるというだけで、ブーイングを浴びるというのは、やはり疑問です。
まあ、「負」のイメージを作り出したのは、権利者自身かもしれませんけどね。
著作物を享受する側から見れば、著作物は神聖なものであって、決して金儲けの道具ではないのかもしれませんが、著作物を供給する側から見れば、それは、自らの個性の発露であると同時に「商品」です。その「商品」の利益が不当に害されているのであるならば、権利行使をしたって当然だと思います。あとはその損害や不当性の是非と問えばいいわけです。
しかし、権利行使の行為そのものを否定してしまうことや権利者に権利行使をさせない状況を作ることは、彼らから「メシのたね」を取り上げる行為です。著作権業界に対する最近のイメージは、それに一役買っている気がしています。
経済活動において、適法に利益をあげた者が、そのリソースが著作物であるというだけで、ブーイングを浴びるというのは、やはり疑問です。
まあ、「負」のイメージを作り出したのは、権利者自身かもしれませんけどね。
≪この記事へのコメント≫
村上氏が悪いと言っている人は少ないと思いますよ
ただ、古典的な商業キャラクターに対する価値転倒も含めて評価されてきた作家らしいので
著作権を主張する事によって結果的に古典的なキャラクター論に乗っかってしまったのが周囲を困惑させてしまったのだと思います
村上氏への反応はあくまで村上氏固有の問題で、それを権利主張行為一般に広げる必要はないのでは
ただ、古典的な商業キャラクターに対する価値転倒も含めて評価されてきた作家らしいので
著作権を主張する事によって結果的に古典的なキャラクター論に乗っかってしまったのが周囲を困惑させてしまったのだと思います
村上氏への反応はあくまで村上氏固有の問題で、それを権利主張行為一般に広げる必要はないのでは
2006/05/05(金) 14:25:41 | URL | MOAI #9L.cY0cg[ 編集]
>MOAI様
村上氏が悪いかどうかや、その意見が少数かどうかについてはよく分かりません。
私はただ、今回の事件に限らず、昨今の著作権がらみの争いや政治的駆け引きなどの状況を勘案した上での、著作権権利行使のイメージを問題にしているつもりです。
村上氏が悪いかどうかや、その意見が少数かどうかについてはよく分かりません。
私はただ、今回の事件に限らず、昨今の著作権がらみの争いや政治的駆け引きなどの状況を勘案した上での、著作権権利行使のイメージを問題にしているつもりです。
うーん、私の頭ではケースバイケースでしか考えられないです。
村上氏の場合、個々の造形よりもコンセプト面での価値が「めしのタネ」なので一般性は薄いと思います。
むしろ自ら「めしのタネ」に傷をつけた事が批判の原因かと。
村上氏の場合、個々の造形よりもコンセプト面での価値が「めしのタネ」なので一般性は薄いと思います。
むしろ自ら「めしのタネ」に傷をつけた事が批判の原因かと。
2006/05/07(日) 15:39:54 | URL | MOAI #-[ 編集]
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